逗子葉山のピアノ教室、音の葉です。こんにちは!。
思うように弾けず、自分の練習にに四苦八苦している私を見て、家族がこんな本をプレゼントしてくれました。
著者は、アフロヘアがトレードマークでシンプル生活を実践している、ジャーナリストの稲垣えみ子さん。コメンテーターとして、時々テレビに出演しているのを観た方もいるはず。彼女が50歳を過ぎて、40年ぶりに始めたピアノレッスンの様子を描いたエッセイです。
ピアノを弾くことへの想いは、年齢を経るにつれて強くなるけれど、身体や脳は思うようにいかない。そこはアスリートもみな同じ。そんな中どこに目標をおくのか、何に喜びを感じるのか。稲垣さんの素直な心情が描かれています。ピアノだけではなく、人生後半についても考えさせられる本でした。
私も”そう! そう!”と共感しながら、久しぶりに一気読みしてしまいました♪。しばらくの間は私のおススメの一冊になりそうです。ただ、巻末付録によれば、数年程度の間にレッスンをした曲がスゴすぎます。モーツァルトのきらきら星変奏曲から始まり、ベートーヴェンのソナタ5曲(1楽章だけのものもあり)、ショパンのノクターン、マズルカ、ワルツにバラード、バッハ、ブラームス、グリーグ、ドビュッシー等。自宅にピアノも持たずに練習しながら、ジャーナリストのお仕事にシンプル生活の実践。こんな本まで出版してしまうなんて、やっぱり凡人ではないな、とも思いました。
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